相場正一郎 : ひとつの繋がりから、新しいクリエイターたちと繋がっていく。 - A STORY OF UNITE - SPECIAL - UNCAR COMPOUNDED公式オンラインショップ
相場正一郎
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ひとつの繋がりから、新しいクリエイターたちと繋がっていく。

SPECIAL: A STORY OF UNITE 4 2018/10/31

相場正一郎(あいばしょういちろう)

「LIFE」オーナーシェフ
1975年生まれ、栃木県出身。イタリアで修行後、原宿のレストランで店長を経て独立。2003年に代々木八幡に自身のレストラン「LIFE」をオープンし、現在では全国に4店舗のレストランを運営。フリーペーパーの発行やワークショップ、プロダクト制作、コンサルティングなど幅広く活動。著書に『30日のパスタ』(millebooks)など。
相場正一郎
呼吸が合う人との繋がりが、確実に転機だった
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中原慎一郎(なかはらしんいちろう)

「ランドスケーププロダクツ」ファウンダー
1971年、鹿児島県出身。「ランドスケーププロダクツ」ファウンダー。インテリアショップ「Playmountain」やカフェ「Tas Yard」などを展開。その他に、住宅や店舗の内装デザイン、イベントプロデュースやディレクション等も手がける。2017年には、サンフランシスコに「Playmountain EAST」を出店する。
中原慎一郎

呼吸が合う人との繋がりが、確実に転機だった

僕が密に繋がっていると感じるのは、「ランドスケーププロダクツ」の中原慎一郎さんです。出会いは共通の知り合いを介してだったのですが、直接仕事をしたのは、「LIFE Son」の内装デザインを依頼した時。約6年前のことですね。

その時にグッと距離が近づいたんです。代々木八幡の「LIFE」が、僕が独立してから初めて持ったお店なのですが、お店のスタートが中原さんの手がけた「Playmountain」と同じ時期という共通点もありましたし、中原さんは当時から内装デザインだけでなく、メーカーのコンサルや街の風景をデザインされていました。僕も、「LIFE」を通じて代々木八幡の街を盛り上げようと考えていましたし、カフェ以外にも色々な仕事をしているので、共通項が多く親近感を覚えました。

今でもたまに一緒に仕事をしていますが、中原さんとはお互いのやりたい方向性や好きなものがよく通じ合っているので、仕事を介して出会う人たちとも気が合うことが多いです。仕事をしていく中で二人の周りの環境が交わり、それぞれの繋がり同士が繋がることで、どんどんと輪が広がっています。

例えば、鹿児島出身の作家さんや職人さんは、中原さんが鹿児島で活動をされているおかげで繋がりました。彼らもよく東京に来ることがあり、その際にはうちのお店にも寄ってくれるので、僕もよく彼らのお店に出向いてワークショップや「出張LIFE」というイベントをやっています。中原さんは良い方で、先日僕が出版した『30日のパスタ』というレシピ本も、まるで自分ごとのようにお店で紹介してくれています。本当に嬉しい限りです。
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趣味の繋がりが、思いがけない地方出店へ

趣味の繋がりが、思いがけない地方出店へ

僕のお店は、代々木八幡の「LIFE」と参宮橋の「LIFE Son」のほかに、新潟と湘南にも1店舗ずつあります。実は、新潟にある「LIFE NIIGATA」だけは、そのビルに入っているセレクトショップ「ジェームス」の塩谷雅芳さんがオーナーなんです。

塩谷さんは新潟で「ジェームス」を立ち上げた後、東京でアパレルブランド「スタジオオリベ」をスタートさせたデザイナーでもあります。鎌倉に移り住んで仕事とサーフィンを楽しみ、50代でトライアスロンにも挑戦しているようなバイタリティのある方です。以前から、「LIFE」にも通ってくれており、縁があって彼の持つ新潟のビルのテナントに店を出すことになったんです。

ちょうどその時、うちのお店に新潟出身のスタッフが2人いたので、相談したところ、「私たちが行きますよ」と言ってくれました。それを機に、僕もよく新潟に行くようになったし、新潟出身の仲の良いアパレルデザイナーさんと新潟でポップアップを開くようにもなりました。今も塩谷さんとは湘南や鎌倉、タイミングが合えばハワイへ一緒に行ってサーフィンをするほど仲が良いです。プライベートでも、とてもお世話になっています。

それで言えば、先に紹介した中原さんとはサンフランシスコにも一緒に行きましたし、年に2回くらい仲間内で食事へ行く仲なのですが、中原さんとは不思議なもので、友人というよりはビジネスの関係という認識の方が強いかもしれません。その適度な距離感だからこそ、ほど良い緊張感が出て、お互いが良いクリエイティビティを発揮できるのかもしれませんね。なにしろ、僕にとってのターニングポイントを考えてみた時に、確実に中原さんと繋がったことの影響が大きいですからね。
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自由度が高いアイテムは重宝する

自由度が高いアイテムは重宝する

仕事でもプライベートでも、トートバッグを使うことが多いです。基本的に荷物は少なく、仕事の日も大きな物でエプロンとタオル、たまにパソコンを入れているくらいなので容量がそこまで必要ないんです。あとは、必要なものをすぐに取り出せるのが良いですね。

とはいえ、アウトドアや山の家に出かける時などは、さすがに荷物が増えるのでトートバッグを2つ持つことになります。そういう時には、バッグの中でこまごまとしたものがすぐに見つからなかったりするんですよね。だから、サブバッグとしてサコッシュを持つようにしています。必要なものだけをサコッシュに入れれば、車の助手席に置いておくこともできますからね。

〈UNCAR COMPOUNDED〉のサコッシュは、ファスナーが付いていて、中の荷物が飛び出さないので便利です。デザインもカジュアルなので、アウトドアだけでなく街でも使えますし、二つのポーチがドッキングしているので、片方を外し、小物ポーチとしてトートバッグの中に入れておくこともできます。同じシリーズのバックパックともドッキングできますし、一つのアイテムでも、色々な使い方を選択できるのは嬉しいですね。
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仕事やライフスタイルに欠かせないモノ

product
この通り、荷物は少ないでしょう(笑)。ケータイと財布、車と家の鍵。これらが常に持ち歩いているモノです。財布はコンパクトなサイズにして、パンツのポケットにも入れられるようにしています。子どもを連れて大荷物で移動をする時も、大事なものをすぐに取り出せるようなストレスのない環境でいたいので、サコッシュは重宝していますよ。個人的には、街よりもアウトドアで使う機会が多いので、自然に馴染みそうなカーキカラーを選びました。 SACOCHE BAGS
Photo: Yoshitaka Furukawa
Interview: Tomoko Yabuta
Edit: K-suke Matsuda

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